自動運転バス事業Autonomous bus
自動運転バスについて
Autonomous Bus
『自動で走行する』イコール『実用化』ではない、真の自動運転バスとは
自動運転バスは「自動で走ること」だけがゴールではありません。
先進モビリティが目指すのは、地域交通の現場で安全に運行を継続できる“実用化された自動運転”です。
複数技術の統合により移動サービスとしての信頼性と運用性を確立し、「大型バス」や「無人バス」をはじめとする実用的な自動運転バスを提供します。
複数技術の統合による信頼性確保
-
磁気マーカー + RTK-GPS
冗長性のある高精度測位 -
LiDAR + カメラ + AI
多重センシングによる
認識精度向上 -
V2X通信
インフラ協調による
安全性強化 -
正着制御
センチメートル級の
停車精度
技術・システム詳細
Technology And Systems
複数の最先端技術の統合による安全な無人運転システム
先進モビリティの自動運転バスは、複数の最先端技術を組み合わせた統合型システムです。
センシングとAIによる認識、正確な測位、インフラ協調、そして車両制御を一体で設計することで、安全で滑らかな無人運転を実現します。
磁気マーカー技術(核心技術)
磁気マーカーとRTK-GPSを組み合わせることで、センチメートル級の高精度な位置把握を可能にします。天候や環境の影響を受けにくく、既存道路にも導入しやすいことから、安定した自動運転運行の基盤となります。
- ○高精度測位: センチメートル級の位置把握
- ○全天候対応: 雨・雪・霧でも性能維持
- ○冗長化設計: GPS障害時のバックアップ機能
- ○後付け設置: 既存道路への容易な導入
認識機能(多重センシング)
LiDAR・カメラ・ミリ波レーダーなど複数センサーを統合し、周囲の歩行者や車両、障害物を高精度に検知します。AIによる認識・予測技術を組み合わせることで、複雑な交通環境でも安全な判断を支えます。
- ○LiDAR: 3D点群データによる距離・形状認識
- ○AIカメラ: Deep Learning による物体分類・行動予測
- ○ミリ波レーダー: 悪天候時の確実な物体検出
- ○車線内外判定: デジタル地図を活用した高精度判別
V2X通信・信号情報連携
車両とインフラが通信するV2X技術により、信号情報や周辺状況を共有し、安全性をさらに強化します。単独走行だけでなく、運行管理や協調制御を含めた交通システムとしての自動運転を実現します。
- ○予測制御: 急ブレーキ・無駄なブレーキの回避
- ○スムーズ通過: 事故防止・渋滞抑制・省エネ実現
- ○視認性非依存: 遮蔽物・天候に影響されない安全性
- ○交通流最適化: 社会全体への波及効果
走行基本機能
ハンドル・加減速・停止を高精度に制御し、滑らかで安心感のある乗り心地を提供します。フェイルセーフ設計により、異常時には安全に減速・停止する仕組みを備え、公共交通として求められる運行品質を確保します。
- ○自動運転制御: ハンドル・速度の高精度制御
- ○ACC機能: 前方車両追従制御
- ○正着制御: RTK-GPSを利用したバス停での精密停車
- ○安全停止: 所定位置でのスムーズな停止・発進
自動運転バスの実証実験事例
Demonstration Experiment And Example
ひたちBRT営業運行(国内最長6.1km)
日本初レベル4営業運行の実現と継続実績
先進モビリティは、国内最長規模となるBRT区間でのレベル4営業運行を実現し、継続的な運行実績を積み重ねています。日常の公共交通として求められる定時性・安全性を確保しながら、地域交通の新たなモデルケースとして社会実装を推進しています。
営業運行実績
- ○運行開始: 2020年〜現在継続中
- ○営業距離: 6.1km(国内最長記録)
- ○安全実績: 継続的な無事故運行を維持
- ○利用実績: 地域住民の日常移動手段として定着
技術的実証内容
- ○磁気マーカーシステム: 6.1km区間への設置・運用
- ○信号情報連携: 交差点での予測制御
- ○無人運転: レベル4相当での安全運行
柏の葉実証(首都圏混在空間初)
首都圏初のレベル4実証実験
首都圏の都市環境において、歩行者や一般車両が混在する複雑な条件下でのレベル4実証を実施しています。交通量の多いエリアでの認識・判断精度を磨き、都市部での自動運転バス実用化に向けた技術検証を進めています。
都市部特有の技術課題
- ○混在交通: 一般車両・歩行者・自転車との共存
- ○複雑な交差点: 多方向からの交通流への対応
- ○高密度環境: 限られた道路空間での安全運行
実証成果
- ○安全性: 混在交通環境での安全運行を実証
- ○利便性: 商業施設・駅との効率的な接続を確認
- ○技術適応: 都市部特有の環境への技術カスタマイズ
- ○社会受容: 高い利用者満足度と受容性を確認
制限区域での実用化と特殊環境への対応実績
気仙沼BRTでの実運用
東日本大震災後に整備されたBRT(バス高速輸送システム)において、自動運転バスの実運用を実施しています。専用道を活用した走行環境の中で、地域交通としての継続的な運行を実現し、日常利用に耐えうる安定性と安全性を確立しています。実証実験にとどまらず、実際の公共交通として機能する運用を通じて、自動運転技術の社会実装を推進しています。
- ○専用道環境を活かした安定した自動運行
- ○地域交通としての継続運用・定時性の確保
- ○交通インフラと連携した運行設計・安全管理
- ○実運用を通じた信頼性・冗長性の検証
