先進モビリティ株式会社

羽田空港において大型自動運転バス実用化に向けた実証実験を実施

2020.01.28 プレスリリース

2020年1月22日から31日までの間、全日本空輸株式会社(以下ANA)、SBドライブ株式会社(以下SBドライブ)、ビーワイディージャパン株式会社(以下BYD)の協力のもと、羽田空港の制限区域内において「大型自動運転バスの実用化」に向けた実証実験を実施し、2020年内における羽田空港での試験運用を目指します。

◆実証実験の特徴
・57名乗りの大型自動運転バスを実用化に向け、空港制限区域内で自動運転レベル3相当の実証実験を実施
・2020年内に、旅客・空港従業員の空港内の移動手段として輸送の試験運用を開始
・CO2削減等の環境への配慮からも、電気バスを導入

自動運転技術の実用化に向けて、2018年2月の羽田空港新整備地区、2019年1月の羽田空港制限区域内において実証実験を重ねてきました。
先進モビリティ株式会社は、自動運転技術の提供、空港制限区域内の自動走行に関する技術検証を担当します。
ANA所有のBYD社製の大型電気バス「K9RA」に対して自動運転システムを搭載、
また、SBドライブの遠隔監視システム「Dispatcher」との連携を実現しています。
とくに空港における車両の電化は、自動運転技術等との親和性が高く、イノベーション推進のベースとなるだけでなく、
航空業界全体の喫緊の課題であるCO2排出量の削減にも貢献するため、本実証実験より電気バスを導入しています。
大型電気バスに搭載した自動運転システムの検証に加え、空港制限区域内という特色のある環境での自動運転バス実用化に向け、
磁気マーカーや SLAM といった様々な走行要素技術の検証を進めます。

本実証実験では、実際のオペレーションを想定した走行ルートや大型車両を選定し、技術面・運用面の具体的な課題の抽出を行い、
決められたルートを走行するバス輸送における自動運転技術の実用化につなげていきます。
今回の実証実験結果を評価・分析し、抽出された課題への対応を踏まえた上で、
旅客の乗り継ぎの利便性向上や、空港従業員の移動の効率化を目的とした試験運用(自動運転レベル3 ※1 相当)を2020年内にスタートする予定です。
※1 )自動運転レベル3: システムが全ての運転タスクを実施するが、システムの介入要求等に対してドライバーが適切に対応することが必要。

関係各社の役割:
全日本空輸株式会社(関係各所との運用書調整、ドライバー派遣、実用化を見据えた課題抽出)
SBドライブ株式会社(遠隔監視システム「Dispatcher」の提供、添乗員操作用アプリの提供)
ビーワイディージャパン株式会社(ベース車両の提供、メンテナンス支援)
先進モビリティ株式会社(自動運転技術の提供、空港制限区域内の自動走行に関する技術検証)